遺品整理から始める不動産売却!適切な方法やリスクをご紹介

遺品整理から始める不動産売却!適切な方法やリスクをご紹介 遺品整理から始める不動産売却!適切な方法やリスクをご紹介

大切な方が残した遺品を整理することは、単なる物品の整理だけでなく、心の整理の一環でもあります。しかし、心に余裕がない状況で遺品と向き合うのは非常に大変な作業でしょう。どこから手をつけていいのか分からず、気持ちばかりが焦ってしまうことも少なくありません。そんな時こそ、計画的かつ効率的に進める方法を知ることが重要です。本記事では、遺品整理についてお困りの方に併せて、不動産売却をご検討中の方へ、遺品整理の必要性や方法などについてご紹介いたします。
AIE DESIGN HOME株式会社は尼崎市に根付き、遺品整理から不動産売却までワンストップで行っております。

目次

遺品整理は
相続人がするのが一般的

遺品整理は相続人がするのが一般的

遺品整理は相続人がするのが一般的です。理由は、相続人が被相続人の財産を引き継ぐ権利を有しているため、その財産の整理や管理も相続人の責任となるからです。また相続人が遺品整理することで、被相続人の意向を尊重しつつ、残された物品や財産を適切に扱うことができるでしょう。

遺品整理は単に物を片付けるだけではなく、被相続人の思い出や歴史を整理する行為でもあります。相続人が丁寧に遺品整理することで、被相続人に対する感謝の気持ちや追悼の意を表すことができます。また、相続人自身も被相続人とのこれまでの思い出を振り返る時間を持つことができ、心理的な癒しにもつながるでしょう。

なお、有効な遺言書がある場合は、遺言書に記載された人が財産を受け継ぐことができます。一方、有効な遺言書がない場合は、法定相続人が財産を相続します。

法定相続人とは
民法で定められた相続人のこと

法定相続人とは、法律によって定められた相続権を持つ人々のことを指します。具体的には、民法の規定に基づき、家族や親族のなかで被相続人の遺産を受け取る資格を持つ方々です。配偶者は常に法定相続人とされ、他の相続人とともに遺産を分割します。子供がいる場合、配偶者と子供が相続人となり、子供がいない場合は配偶者と直系尊属、さらに直系尊属もいない場合は配偶者と兄弟姉妹が相続人となります。

  • 第1順位:子ども
  • 第2順位:直系尊属(父母・祖父母)
  • 第3順位:兄弟姉妹

相続放棄する場合は遺品整理しない

相続放棄する場合は遺品整理を避けましょう。そもそも相続放棄とは、被相続人の財産や負債を一切引き継がないことを意味します。相続放棄すると相続人は初めから相続人ではなかったことになり、遺品整理は法律的に問題となり得ます。たとえば相続放棄をしたにも関わらず遺品整理をすると、財産を処分したり管理したりする行為とみなされ、結果的に相続を承認したと見なされる可能性があり、相続放棄できない可能性があるのです。
しかし、被相続人による手紙や思い出のある写真など、資産価値のないものは遺品整理に該当しないため、貰ったり、処分したりすることができます。

遺品整理や相続放棄を検討している方のなかで、まず何からやるべきなのか、遺品整理について心配など、なかなか一歩が踏み出せない場合は、ワンストップ対応可能なAIE DESIGN HOME株式会社へお任せください。

遺品整理が必要な
理由は3つ

遺品整理が必要な理由は3つ

遺品整理をする理由は「売却で活用するため」「相続財産を把握するため」「重要な書類を見つけるため」の3つです。相続した家の片付けを後回しにする方は少なくないですが、これらの理由の詳細を把握してなるべく早く片付けを行いましょう。

売却で活用するため

遺産として受け継いだ不動産を売却や賃貸などで活用する際には、物理的な整理が必要となります。室内に残された物品が多いと、購入希望者や入居希望者にとって家の魅力が半減するだけでなく、内覧や引渡しの過程でトラブルが生じる可能性もあります。とくに、室内が散らかっていると、家の価値が下がることもあるため、遺品整理は避けては通れない工程となるのです。また基本的に売主が残した物品は、買主や入居者が勝手に処分することができないため買主や入居者の手間となります。
よって売却や賃貸などで活用する際は、よほどの理由がない限り室内を空っぽにしましょう。

相続財産を把握するため

相続財産の把握をするためにも遺品整理が必要です。遺品のなかには高価な物品や貴重な資料が含まれていることがあります。これらを見逃すと、遺産分割や相続税を適切に算出できず、後々の相続手続きや税務申告に支障をきたすことがあります。また遺品を整理する過程で、思いがけない財産や負債が見つかることもあり、それらを把握することで、相続人の間で公平な分配が可能になります。

相続財産として扱われるものとして下記のようなものがあります。

プラスの財産 マイナスの財産
預貯金、現金 住宅ローンなどの借入金
有価証券 クレジットカードの未決済分
ゴルフ会員権、リゾート会員権 未払いの医療費
著作権、商標権 葬式費用
プラスの財産
預貯金、現金
有価証券
ゴルフ会員権
リゾート会員権
著作権、商標権
マイナスの財産
住宅ローンなどの借入金
クレジットカードの未決済分
未払いの医療費
葬式費用

被相続人のすべての財産を把握することは難しいものですが相続を承認するか、放棄するかの申請は、相続開始から3か月以内に行う必要があるため、早めに遺品整理をしましょう。なかには、見つけにくいものもありますので、遺品整理はプロに任せるのがおすすめです。

重要な書類を見つけるため

重要な書類とは「遺言書」や「権利証」、「銀行口座の情報」など、相続手続きを進めるために必要な書類が遺品のなかに紛れていることが多いです。これらの書類が見つからないと、相続手続きがスムーズに進まないだけでなく、相続人の間でのトラブルの原因にもなりかねません。 たとえば遺言書が見つからない場合、法定相続分に基づく相続が行われることになり、被相続人の意志が尊重されない恐れがあります。また権利証は不動産を売却する際に必要で、不動産の所有者を照明する重要な書類です。併せて、売却時の所得税を左右する「不動産売買契約書」や「建築請負契約書」も探しておくと良いです。

遺品整理の方法は3つ

遺品整理の方法は3つ

ここまでは遺品整理は誰がするのか、その必要性などについてご紹介いたしましたが、実際どのようにして遺品整理するべきなのでしょうか。遺品整理の方法は「遺品整理業者に依頼する」「不動産会社に依頼する」「解体と同時に処分する」の3つです。

方法①遺品整理業者に依頼する

専門の業者は経験豊富で、迅速かつ効率的に遺品を整理してくれます。大量の遺品がある場合や、遠方に住んでいて頻繁に現地に行けない場合には非常に便利です。別のメリットとしては下記の3点が挙げられます。

  • 探し物を探しながら整理してくれる
  • 価値がありそうな物を見分けてくれる
  • 親族に確認しながら処分を進めてくれる

ただし費用がかかるため、予算を考慮して選ぶ必要があります。また、なかには「価値があるものも処分されそう」、「大事な物が無くなりそう」といった心配な声もあるため、適切な業者選びも大切です。心配であれば、自分一人で決断するのではなく、親族間で相談するのも良いでしょう。

方法②不動産会社に依頼する

不動産会社は家の売却や賃貸に関する知識が豊富で、サービスの一貫として遺品整理もすることが多いです。とくに相続した家をすぐに売却したい場合は、不動産会社に依頼することで手間を大幅に省けます。料金設定に関しては、遺品整理業者と同様にさまざまなため、事前に見積もりをもらうようにしましょう。

「相続登記の義務化」や「超高齢化社会」などの影響により、年々不動産相続について頭を抱える方が増えている印象です。しかし、何から始めれば良いのか、どこに相談するべきなのか、などなかなか一歩が踏み出せないものでしょう。そのような場合はAIE DESIGN HOME株式会社へご相談ください。尼崎市に根付き、遺品整理から不動産売却までワンストップでサポートいたします。

方法③解体と同時に処分する

この方法は、家自体を解体する予定がある場合に有効です。解体業者が一括して遺品を処分してくれるので、時間と労力を大幅に削減できます。しかし、遺品のなかに重要な書類や思い出の品が紛れている可能性があるため、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。 なお、家を解体すると土地の固定資産税の優遇措置が適用されなくなるため、「本当に解体が必要なのか」という点をしっかりと考えましょう。相続人が片付けに時間を割けない場合や、家自体が老朽化していて修繕が難しい場合に適しています。

遺品整理の放置はリスクが生じる

遺品整理の放置はリスクが生じる

遺品整理は気持ちの整理も関係するため、簡単に進められるものではありません。 しかし、長年放置してしまうと無駄な手間がかかったり、無駄な出費が増えたりと、自分が損をする恐れがあります。本章では、遺品整理を放置するおもなリスクについてご紹介いたします。

リスク①家の価値が下がる

遺品整理が遅れると、時間とともに物理的な劣化が進み家の価値はどんどん下がってしまいます。築20年を過ぎた木造の一戸建ては建物の価値が0円になるとも言われています。また貴重な遺品や財産の価値が低下するリスクも考えられるでしょう。書類や衣類、家具などは湿気やカビ、害虫により損傷を受けることが多く、元の状態を保つことが困難になります。もちろん、家の価値が下がっても管理費は払い続ける必要がありますので、その点も十分に考慮するのが賢明です。
大切な資産をできるだけ長く維持したいのであれば、早めに遺品を整理し、管理も怠らないようにしましょう。

リスク②管理の手間がかかる

遺品整理が遅れれば遅れるほど、不動産の管理の手間はかさみます。管理を怠り、相続した家が空き家状態で放置されると、思いもよらない犯罪やゴミの不法投棄の原因となることがあり、地域コミュニティに対する悪影響も懸念されます。
さらに売却を考えている場合、家が空き家状態だと買い手がつきにくく、結果的に売却価格が相場よりぐんと下がる可能性もあります。伸びた雑草の草刈や頻繫な換気などの管理が難しい場合は、遺品整理から売却まで一貫して行っている不動産会社へ相談するのがおすすめです。

リスク③特定空家に指定される

相続した家の管理を怠り放置すると、最悪の場合は「特定空家」に指定されるリスクもあります。特定空家に指定されると、固定資産税の優遇措置がなくなるため、不動産によっては多額の税金を納める必要があります。
大切な方が亡くなった際は、気持ちの整理や葬式の準備など、何かとバタバタしがちですが、遺品整理が遅れることで無駄な出費が増えるということも忘れないようにしましょう。自分では手に負えず、どうしようもできない際は、遺品整理から不動産売却までワンステップで行っているAIE DESIGN HOME株式会社へお任せください。

遺品整理から不動産売却まで
一貫で行うメリット

遺品整理から不動産売却まで一貫で行うメリット

遺品整理から不動産売却まで一括で行うメリットはいくつかあります。まず複数の業者とのやり取りが不要なため手間が大幅に削減できる点です。また遺品整理と不動産売却を同時に進めることで、全体の作業がスムーズに進行し売却までの時間を短縮できます。 加えて遺品の価値評価や不動産売却方法についての専門的なアドバイスを受けることもでき、物件の価値を最大限に引き出すための清掃やリフォームなどが必要かどうかも判断できますよ。物理的な負担が軽減されるだけではなく、第三者に整理を代行してもらうことで精神的な負担も軽減されるでしょう。

遺品整理から不動産売却まで
ワンストップ対応!

遺品整理から不動産売却までワンストップ対応!!

AIE DESIGN HOME株式会社は、兵庫県尼崎市を中心に、関西エリアに対応している不動産会社です。代表が尼崎市出身ということもあり親しみ、安心感のあるサポートで評価を得ているため安心してお任せください。

不動産購入やリフォームなどの他にも、遺品整理のお手伝いもしております。さらに、遺品整理後に不動産の売却を検討しているお客様に対しては不動産売却までワンストップでサポートいたします。
遺品整理は精神的に辛かったり、遠方でなかなか現地に行けなかったりと、放置されるケースも少なくありません。しかし、そうなるとトラブルの要因になりかねないため、なるべく早い適切な整理が必要なのです。
弊社はお客様の気持ちに寄り添い、大切な遺品と不用品を丁寧に仕分けますので、いつでもお気軽にご相談ください。また不動産のプロとして売却まで真摯に対応いたします。

弊社は阪急神戸本線「塚口駅」より徒歩4分の位置にあるため、交通の利便性が良好ですが、ご来店の際に道に迷われましたら、お気軽にご連絡ください。 電話に限らず、ネットでの来店予約、お問合せも可能です。スタッフ一同お客様のご来店を心よりお待ちしております。

まとめ

遺品整理は相続人がするのが一般的

遺品整理は相続人がするのが一般的で、有効な遺言書がある場合は、遺言書に記載された人が財産を受け継ぐことができる。 一方、有効な遺言書がない場合は、法定相続人が財産を相続する。

  • 法定相続人とは民法で定められた相続人のこと
  • 相続放棄する場合は遺品整理しない
遺品整理が必要な理由は3つ

遺品整理をする主な理由は下記の3つ。

  • 売却で活用するため
  • 相続財産を把握するため
  • 重要な書類を見つけるため
遺品整理の方法は3つ

遺品整理の方法は主に下記の3つ。

  • 遺品整理業者に依頼する
  • 不動産会社に依頼する
  • 解体と同時に処分する
遺品整理の放置はリスクが生じる

遺品整理を放置する主なリスクは下記の3つ。

  • 家の価値が下がる
  • 管理の手間がかかる
  • 特定空家に指定される
遺品整理から不動産売却まで一貫で行うメリット

遺品整理から不動産売却まで一括で行うメリットは下記の通りです。

  • 複数の業者とのやり取りが不要
  • 全体の作業がスムーズに進行する
  • 精神的な負担も軽減される